愛するということ@エーリッヒ・フロム ★★★★☆

本書「愛するということ」は・・愛はひとつの快感であり・・「落ちる」ようなものだろうか?と本能・感情論を否定する事で始まり、”The Art of Loving”「愛するということ」は「Art=技術である」と定義し「知識」と「努力」が必要で「理論」と「実践」の内容を西洋宗教(ユダヤ教・キリスト教)の教え、実践行動から導き出す。
翻訳本なので哲学的表現説明で「弁証法」や「2重否定」の記述で意味を理解するのが少し難しい感じがしますが愛を例外的、特別に捕らえるのでなく社会・日常生活視点で理論的にまとめて説明されています。30年以上前に初版翻訳されたものですがいつの時代も愛は受難なんだと考えさせられました。
「愛の理論」
・主要な4つの要素 「配慮、責任、尊敬、知識」 ・愛の様々な様式 「親と子との愛、
兄弟愛、エロチックな愛、自己愛、神の愛」
「 愛と西洋社会におけるその崩壊」
・資本主義社会における資本と労働の関係で愛も資本主義の対象として
 商品・サービス同様に扱われている中で必要とされる人間愛、国家の社会体制と愛の関係
「愛の修練」
・技術の実践に要求される集中力 「訓練、鍛錬、忍耐」
・愛の実践において要求される「信念・勇気」客観性の獲得する他者を信頼する。
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